ダイヤモンドについて|品質(4cについて)|ダイヤモンドの価値を決める、4つの「C」

ダイヤモンドの品質は、Carat(カラット=重さ)、
Color(カラー=色)、Clarity(クラリティ=透明度)、Cut(カット=研磨)。
それぞれの頭文字をとった“4c”とよばれる要素の
コンビネーションで表されます。
4cは、GIA(アメリカ宝石学会)が確立したもので、
ダイヤモンドの価値を評価する世界基準となっています。
DD Moonでは主に、0.30Carat以上の
ほとんど無色と評価されたダイヤモンドのみを使用しています。

【4c】はダイヤモンドの価値を決める基準です。

Carat : カラット(重さ)

重さは、カラット〔ct〕で表示されます。1ctは0.2gです。

ct:直径(標準)mm∥0.3:4.3∥0.5:5.2∥0.7:5.8∥1.0:6.6∥2.0:8.2∥3.0:9.3∥5.0:11.0

DD Moonでは0.30ct以上のダイヤをお取扱いします。

Color : カラー(色)

カラーはD(無色)を最高に、Z(ライトイエローまたはライトブラウン)まで分けられます。H以下からだんだんと黄色が強くなっていきます。

[D、E、F:無色][G、H、I、J:ほぼ無色][K、L、M:ごくわずかな黄色][N・・・Z:わずかな黄色、黄色]

DD MoonではG以上のみを、お取扱いします。

Clarity : クラリティー(透明度)

ダイヤモンドの内包物や、表面のキズを総合的に判断し分類されます。
実際には10倍に拡大して観察し、その程度に応じて11ランクに分けられます。

[FL、IF:無欠陥][VVS1、VVS2:非常に発見困難][VS1、VS2:発見困難][SI1、SI2:比較的安易に発見できる][I1、I2、I3:肉眼でも発見できる]

DD MoonではSI1以上のみを、お取扱いします。

Cut : カット

カット=プロポーションが優れたダイヤは、効率良く光を反射し、輝きとなって見る者を魅了します。ラウンドブリリアントカット(ラウンドダイヤモンドで58面体)にのみカットグレードが存在し、以下の5段階に分けられます。

「Excellent(EX)」「Very Good(VG)」「Good」「Fair」「Poor」

GIA基準ではカットグレードに付随し、Polish(研磨)とSymmetry(対称性)の状態も判定され、Excellent、Very Good、Good、Fair、Poorの5段階で評価されます。
そしてCutがExcellentで、Polish(研磨)がExcellent、Symmetry(対称性)もExcellentの場合、3EX(トリプルエクセレント)と呼ばれます。

DD Moonではカットグレードが、ExcellentとVery Goodのみをお取扱いします。

キューピット/ハートまたExcellentの中でプロポーションの数値がある条件を満たすと、H&C(ハート&キューピッド)が観察されるダイヤがあります。専用スコープを使用すると、上側から8つの矢が、下側から8つのハートが観察できます。
よってExcellentは、さらに下記の4種類に分けられます。

3EXH&C
トリプルエクセレントハートアンドキューピッド
(Cut、Polish、Symmetryがエクセレントで、ハートアンドキューピッドが確認できるもの)
3EX
トリプルエクセレント
(Cut、Polish、Symmetryがエクセレントのもの)
EXH&C
エクセレントハートアンドキューピッド
(Cutがエクセレントで、ハートアンドキューピッドが確認できるもの)
EX
エクセレント

4c以外の最も重要なこと

以上4cは、ダイヤを客観的に比較・評価するための基準となるものですが、これらの数値だけではダイヤを利用した
婚約指輪の神秘的な美しさ、輝きを説明することはできません。
実はこの4c以外に、ダイヤの美しさ・輝きに非常に大きく影響する要素があるのです。
それは、ダイヤモンド原石の品質(組成=分子構造)です。
同じ4cのダイヤを比較しても、この原石の品質に差があると、輝きに圧倒的な差が出てくるのです。
つまり原石の品質が悪ければ、カット数値をいくら良くして研磨しても、ダイヤは輝いてこないのです。
ではどういうダイヤが、より美しく輝くのか?
それは分子構造が規則正しく配列された、無色透明なロシア産ダイヤモンドです。

ロシア産ダイヤモンド輝きの秘密

DD Moonでは、主にロシア産ダイヤモンドをお取扱いします。